2011年
10月18日(火)~10月23日(日)
品格と気骨の作家、筆を使い自由自在に様々な幽玄空間を演出する。
岩渕祐一の個展です。
昔から書は人なりという言葉があります。
元々書家である、岩渕祐一に当てはまるものだと私は思います。
彼の線や筆体は長い年月をかけ手間暇を更にその上から乗せた熟成されたウイスキーの様な味があります。
観ている人によってその作品がハイボールの様にさっぱりもするし、ストレートに時を味わう事も出来る。
バランス良くその作品の前で佇んでみれば、水割りの様な時とさっぱりしたハーモニーが口に広がって行きます。
どんな味で楽しむかは皆さん次第です。
是非岩渕の時を重ねた筆線の良さと幽玄空間を味わいにいらして下さい。