佐藤信夫の美意識
風景画の起源
風景画というのは、いつ頃から描かれるようになったかというと、ヨーロッパの中世の時代にフランドル地方、今のオランダで始まりました。
それまではヨーロッパでは絵といえば主に宗教画が中心で、やはり宗教活動のいっかんとして、わかりやすく説明するために描かれていたと思います。
では風景画というのは何故作られるようになったかといいますと、今でいう旅行会社のパンフレットのようなもので、その国の紹介として写真の代わりに造れました。やはりいつの時代も旅先でお金を落としてくれるお客様は、歓迎されるという事です。
そこで、その国の代表的な作家が国の命を受けて作るようになりました。残っています作品には国宝級の物が多く含まれます。やはり時の権力者によって、美術品が左右される一例です。
アートは成金が造るという事でしょうか。
(続く)
